江口の1次試験 直前期対策編③

EBA中小企業診断士スクール 統括講師の江口明宏です。

今回は、2日目の対策について書いていきます。

経営法務

 得点可能問題はすこし増加して易化しましたが、いぜん難易度の高い科目です。法改正で予測しやすい知財の新規性喪失の例外などはきっちり想定してください。相続は事象承継法がらみで頻度が高いため、もう一度確認しておくこと。

割と狙いにくい民法は債権回収(時効含む)や保証など、狙いを絞ってチェックしておいてください。不正競争防止法も連続出題可能性が高いです。

取れる問題は多くないですが、気持ちで負けずにまず4割とる!の根性で乗り切りましょう。結果はついてきます。

経営情報システム

 いろいろあって10点以上得点可能問題を増やして易化しました。ことしは昨年度レベルの想定です。技術的な問題も増えていますがパターンも読めるのでピンポイントで対策可能です。古い用語も普通に出題されますから、

最新ワードにばかりとらわれず、出題実績のあるワードをしっかり押さえることが需要です。ビックデータ向けのデータベース(キーバリューやカラムストアなど)やディープラーニングなどの「よく見る」トレンドワードは抑えておきましょう。

 苦手な人でも大丈夫ですよ。

中小企業経営・政策

 得点可能問題は平成28年度と変化していませんが、政策もあまり馴染みがないものも多く簡単な問題ではありませんでした。今年度も基本的な政策(下請法や高度化事業、中退共など)をしっかり押さえましょう。

 また経営については、今年度白書(2017年版)は形式が変化しましたが、作成者のメッセージは伝わりやすいため、図表の想定はしやすいです。

開業者の課題や取組、事業承継の相談者など、出題可能性の高い論点に備えましょう。

 いかがですか?次回はみなさんへの応援メッセージを書きたいと思います。

次回は、7月26日更新予定です。

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