【1次】EBAの1次試験対策①

こんにちは。
EBA中小企業診断士スクールです。

最近は2次直前対策についてご紹介してきましたが、
EBAスクールでは、1次対策講義にも、かなり!力を入れています!
今回からはEBAスクールの1次対策について、2018年度試験の分析も踏まえて、ご紹介したいと思います。
EBAの1次対策の特徴は、ズバリ

①「今年出る問題」
②「ストレート合格」
③「2次を意識した1次の学習」にこだわった

短期合格カリキュラムです!このカリキュラムで、​戦略的に450点を獲得して、2次試験対策に取り組めるようになっています。
今日ご紹介するのは、①「今年出る問題」にこだわったカリキュラムについて。
皆さんは1次試験をどのように勉強していますか?
テキストを読んで、過去問を5年分解いて、そこまで終わったらさらに数年分の過去問を解いたり、論点別の過去問題集を買って、苦手な論点を中心に解いたりする学習をする方が多いかと思います。
その学習方法は効率的なんでしょうか?
1次試験の7科目において、出題パターンは大きく分けて3つあります。

①毎年出題される分野
②数年に1度出題される分野(過去に一度でも出題されたことのある分野が、出題される場合)
③過去に出題実績のない分野

例えば、直近2年の経済学・経済政策で見てみましょう。
経済学・経済政策では例年、25問が出題されます。
平成29年度の試験(平成25〜29年度の5年分の出題論点を分析対象としています)では、

①ほぼ毎年出題される分野が3問分(12%)
②数年に一度出題される分野が19問分(76%)
③過去に出題実績のない分野が3問分(12%)ありました。

※ここでは、①ほぼ毎年出題される分野を、5年間のうち4回以上出題されるものとします。
※ここでの「分野」はEBA独自の分類方法に基づき、100以上の項目に分けて分析をしています。

平成30年度試験(平成26〜30年度の5年分の出題論点を分析対象としています)では、

①毎年出題される分野が3問分(12%)
②数年に一度出題される分野が20問分(80%)
③過去に出題実績のない分野が2問分(8%)

という内訳になっています。

①毎年出題される分野は、対策もしやすいため、多くの受講生が正解します。
そのため、当然、この分野は対策をすべきです。
ですが、ここでとれる点数は12点程度なので、あまり稼ぐことができません。
また、③過去に出題実績のない分野は、当然ですが対策が難しいです。
経済学という学問の中で、中小企業診断士試験に出題されたことのない分野となると診断士試験の対策として、7科目を受験する人が学習するのには適していません。
となると、合否の分かれ目になるのは②数年に一度出題される分野になります。
ここは、70~80点分ありますが100以上ある項目から、20問分しか出題されません。

また、この②数年に一度出題される分野のうち、5年以内に出題がある分野は、半分の10問分となります。
5年以内に出題がない分野、つまり5年分の過去問題集では対策できない分野が10問分あるのです。
図で表すとこんな感じになります。

5年分の過去問で対策ができるのは、この図の赤い部分になります。

今年の1次試験の場合、52点分になります。
問題ごとに難易度も異なるため、この52点分が確実に得点できるとも限らないため、5年分の過去問の対策では科目合格(60点)が難しいことが分かります。
EBAスクールでは、平成15年度試験以降の過去問を徹底分析し、

「今年出る分野」に絞って、講義を行っています。

今年は、本試験の80点分の内容を5回の講義で教えています。
さらに、直前期の答練では、予想問題として出題した問題のうち、11問(44点分)が本試験に出題されました!
先ほどの図で見てみると赤い部分が講義で対策をした80点分です。

さらに、黄色で囲った部分が、直前期の答練(7月21日に実施)で出題した44点分です。

対策の時点で60点を大幅に超えているため、講義で言われたことを繰り返し学習することで科目合格は狙えた科目になりました。
途中からEBAの自慢になってしまいましたが(笑)

過去問を直近5年分で学習するのは、科目合格ラインである60点を満たしていないため、追加的な学習が必要になり、その分野の選定は7科目受験する受験生にとっては大きな負担になります。

EBAでは、今年出る分野を過去15年分の試験データをもとに徹底的に分析をして学習すべき内容を絞って講義を組み立て、直前期の答練でしつこく習熟度を確認するため、科目合格ラインの60点をとることはもちろん、7科目の平均点を引き上げる科目へと育てることができます。
これがEBAスクールの「今年出る問題」にこだわったカリキュラムです。

明日の更新では、答練で出題し、本試験でも出題された11問の問題のうち、いくつかの問題をご紹介します。
また、講義で使用する教材もご紹介したいと思います。
次回もお楽しみに!!