EBAの1次試験対策(運営管理)

えぐちです。

今日は運営管理について書きます。

※過去分は本ページの下部から見られます。




⑴過去の運営管理の科目合格率とその他6科目の科目合格率の推移

データから読み取れるように、この科目は他の6科目よりは科目合格率が高い科目になります。

平成29年度こそ3.1%と超低水準を記録しましたが、総じて高い科目合格率を維持しています。

また「当年度が上昇すれば翌年度は下落する」という1次試験科目の特徴も明らかです。

残り科目が少ない受験生が、平均点を引き上げるために追加する科目としても利用されていますが、基本的に有効な戦略といえます。

令和2年度の難易度は「やや易化」が想定されます。



⑵EBAの運営管理対策

下記は大手スクールの平均点とEBA平均点を比較したものですが、2.5点上回っています。

また、下記データは令和元年度のEBAスクールと大手スクールの講義回数を比較したものです。

半分以下の講義回数で大手スクールより高い平均点を獲得しています。

その理由については、おなじみ下表で比較してみてください。

令和元年の運営管理は、昨年度がかなり平易だったことを受けてやや難化しました。

生産管理領域はオーソドックスな問題が多く、TPMなどの新しい問題(正答率41.18%)も生産管理用語辞典からの出題となり、今後の対応も容易です。

一方で、店舗販売管理は、学習対象外領域として防火管理(85%)、食品リサイクル法(50%)、酒類・医療品販売制度(60%)、食品表示法(25%)、資金決済法(65%)などから出題されましたが、これらの問題への対応ができなくても全体として6割程度は確保できます。

令和2年度の対策は今年度対策と同程度で十分となりますが、過去からの出題実績のある都市計画法(第23問(正答率47.06%)、第24問(正答率23.53%))などは強化していきます。




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