EBA中小企業診断士スクール 統括講師の江口明宏です。
1次直前期、そわそわしてへそのあたりがもぞもぞしてくる時期になりましたね。
十分に備えてきた人も、思うように捗らなかった人も、おもわぬ環境変化で危機的な状況にある人も、誰にとっても落ち着いて過ごせる時期ではありません。みんなそうですから一人だけドキドキしないでください。
診断士の1次試験は過去問リピートが7割です。
過去問対策こそ、1次通過のファストパスです。でも過去問対策とひとことで言っても、「過去問を覚える」こととは違います。診断士の試験は毎年進化しています。過去問を攻略してきたあなたの力を試すべく、過去問を「応用」できるかどうかを問うてきます。使えるインプットとは、想定し、解釈し、判断し、削るために役に立つ知識のことです。
あなたの知識は、使えるインプットとして準備できていますか?
ひとつ試してみましょう。
予想問題
平成30年度第14問 職務特性モデルに関する以下の記述について、最も適切なものはどれか(選択肢一部抜粋)。
ア フィードバック特性は、仕事全体や特定の仕事を完結させることがどの程度必要とされているかを示す特性のことであり、製品のデザインから仕上げまでの全工程を任せるなどがこれに相当する。
イ タスク完結性は、業務の有効性についての明確な情報が、どの程度個人に対して直接提供されるかを示す特性であり、製品のデザインから検査までの全工程を任せるなどがこれに相当する。
すでに平成23年度と平成26年度に出題されてるこの問題、しっかり準備されてると思いますが、この2つの選択肢の正誤の判断ができますか?できないあなたは「過去問バカ」かもしれません。残りの時間は知識を整理整頓して、「荷物の知識」を「使える知識」に仕上げましょう。
次回より、直前期の心構えを配信していきます。
次回は、7月15日更新予定です。
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