【2次】3C分析をやってみよう!

えぐちです。

2次筆記試験からはや1週間がたちました。

受験されたみなさんは試験後の落ち着かない気持ちと、

変化した生活習慣にすっきりしない開放感を感じているころだと思います。



さて、今年の2次筆記試験の事例Ⅱでは、初めて3C分析が出題されました。

1次試験でも出題されない3C分析でしたので、「なにすればいいの?」と面食らった受験生が多かったと思います。
このように、1次試験でもまともに出題しないフレームワークが2次筆記試験で出題されると驚きますが、2次試験(特に事例Ⅱ)ではこのようなサプライズは珍しいことではありません。



平成26年度では「デシル分析」を計算させる問題が出題されましたし、

平成23年度でも「サービス・リカバリーシステム」を記述させる問題がでています。

いずれも1次試験で出題実績をもたない理論です。3~4年に1度、彼らはこのような問題を出してみなさんに揺さぶりをかけてきます。



3C分析の詳細な説明は、このサイトに詳しく書かれていますので参考にしてください。
https://www.missiondrivenbrand.jp/entry/kaitai_3C



簡単にいえば「簡易版SWOT分析」です。

外部環境として競合と顧客を、それに対して内部環境として自社資源の情報を整理して、事業機会を探るためのフレームワークですね。

つまり、3C分析を知らなくてもなんとかなる問題ということです。



さて今日は、まだ2次試験を受験されていない方に向けて、

事例企業を使って3C分析に挑戦してもらいます。

資料と今年の2次試験問題を使用して、トライしてください。

特に時間制限を設けなくて結構ですから、気のすむまでやってみましょう。



資料のダウンロードはこちらから

今年の事例Ⅱはこちら(中小企業診断協会のウェブサイトへリンクしています)



ポイントになるのは、実社会と事例企業の世界の違いを意識することです。

2600字程度の与件本文ですから、読みとれるデータは限りがあります。

特に競合他社の資源に着目して処理するとよいでしょう。 近々続きをここで書きたいと思います。