【EBA海外事業】モンゴルイノベーションセンターとMOU(Memorandum of Understanding)を締結しました

えぐちです。たいへんご無沙汰しております。今日はモンゴルにおけるEBAの活動について書きたいと思います。

7月31日、EBA中小企業診断士スクールはウランバートル市が管理・運営するイノベーションセンターとMOUを締結しました。

左から 強力なパートナーのチムゲーさん、EBA江口明宏、イノベーションセンター長のバトエルデネさん

イノベーションセンターは、ウランバートル市が2016年に設置したモンゴルのベンチャー企業のインキュベーション施設で、ウランバートル市が認定したベンチャー企業が期限を定めて入居しています。

今回、イノベーションセンターとEBA中小企業診断士スクール、EBAが現地パートナー企業と立ち上げたモンゴル国のNGOの3者間で、モンゴルベンチャー企業の経営支援を目的とするMOUを交わしました。

具体的活動としましては、月に1度のオンライン/オフラインセミナーの開催、ベンチャー企業の製品・サービスの改善指導、輸出支援、個別企業へのコンサルティング、そして教育事業を行います。11月にはイノベーションセンターとEBA受講生の合同イベントも企画しています。EBAが中小企業診断士としてイノベーションセンターの企業を支援していきます。

このイノベーションセンター支援活動は、昨年度EBAを卒業した中小企業診断士がプロジェクトチームとして参加します。卒業生にとっても、直接海外のベンチャー企業の支援をすることで、診断士としての実務能力を現場の反応を得ながら育成できる絶好の機会となります。

またイノベーションセンターは、モンゴルにある複数の私営のベンチャーキャピタル支援施設と連携しており、これらの企業も支援対象企業となります。

イノベーションセンターにて

また今回、モンゴル国の中小企業支援施策の権威で国会議員のBATZANDAN Jalbasurenさんとお会いする機会をいただきました。Jalbasurenさんは長年モンゴル国の産業発展に尽力されており、モンゴルで最も豊富な地上資源である馬を世界に普及させたいという強い思いをもたれています。馬は馬油やプラセンタなど、健康・美容商品としての価値が高く、非常にポテンシャルが高いと考えています。EBAとして、日本企業との提携等を支援してこのプログラムに貢献していくことを約束しました。

EBAは中小企業診断士の育成・実務家養成事業を通じて、モンゴル国の中小企業の成長・発展に貢献してまいります。それは、すぐそこに迫る我が国経済の大艱難時代を乗り超えるために、日本企業、日本人がアジア圏における存在価値を高めるために必要不可欠な取り組みであると信じているからです。

小さな一歩ですが、少しずつ進んでいきたいと思います。

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