えぐちです。
今日はEBAのモンゴルにおける活動について書きたいと思います。
EBAはモンゴルにおける中小企業支援事業に取り組んでいます。15日にはSMEサポートセンタースフバートル支部において経営者向けの講演を実施しました。20名ほどの経営者が参加されました。モンゴルにおける講演は5回目となります。
翌16日の午前中は、モンゴル国立商工会議所に訪問し、ナムジルスレン副CEOと2回目の面談をしました。9月に初めて訪問してEBAのモンゴルにおける中小企業支援活動について紹介させていただきましたが、副CEOにEBAの活動に共感を持っていただき、今後、モンゴル国立商工会議所と提携して活動していこうというお話をいただきました。今回は、前回の訪問を受け、モンゴル国立商工会議所とEBAが提携してモンゴルの中小企業を支援するプログラムに協力して取り組んでいくことを目的に、MOU(Memorandum of Understanding)を交わしました。
今年7月にはモンゴルイノベーションセンターと同様の内容でMOUを交わしています。
モンゴルでは現在、中小企業支援を強化しており、また今年7月には中小企業を支援できる中小企業診断士の育成を強化するための法案が通過しました。日本の中小企業診断士資格はモンゴルにおいて注目されており、EBAでは日本式経営理論の指導育成面、そして中小企業支援面で商工会議所を提携していきます。
午後には在モンゴル日本大使館を訪問し、主に輸出入を担当されている方とお会いしました。現在、日本の食品のモンゴル輸出支援が具体的に進んでいるため、法的な手続き等について具体的な助言をいただきました。またモンゴルから日本へ輸出する製品も支援しているため、こちらについても助言をいただきました。今後も助言いただけることを約束していただき、とても心強いです。
その後は上記輸出関係の商談があり、解散したのは夜中の12時でした。とても面白い話が進行しており、実現でき次第紹介したいと思います。ぜひ、実現したい。
17日は中小企業経営者とお会いしました。じつは18日から、EBA卒業生がモンゴルに来て、この企業の支援をします。その方は会社員ということで、金曜日だけ有給休暇を取得しての弾丸訪蒙となります。今回は製造現場と店舗視察をしたうえで、後日チームでまとめて経営診断をします。この案件も、後日改めて紹介します。
11月は昨年につづき2回目のモンゴルビジネスツアーを企画しています。今年は15名程度のEBA受講生が参加して、モンゴル企業の支援をします。今年は支援先に応じて観光チーム、飲食店チームなどチーム制を導入しました。メンバーの当事者意識の向上と迅速な…あ、理論はいいですね。
今回も充実した活動となりました。帰国後は、2次試験の応援、そして11月3日の分析解説会に向けてしっかり準備したいと思います。