EBAの1次試験対策(経済学・経済政策)

えぐちです。

今日も1次試験対策について書きます。

今日のテーマは経済学・経済政策です。

過去のテーマはこちら

⑴過去の経済学・経済政策の科目合格率とその他6科目の科目合格率の推移

この科目は平成22年度、平成25年度の2回で弾力化調整されています。

数値は調整後の科目合格率です。

特に平成25年度では弾力化調整後も科目合格率2.1%と超低水準となりました。

そしてこれ以降、人が変わった(?)ように科目合格率は上昇しています。

この2回目の弾力化調整以後、この科目の合格率はその他6科目を大きく上回っています。


データから明らかなように、この科目も他の科目同様、科目合格率は毎年上下しています。

しかし、平成25年度以降、合格率が「低下」する際の低下幅が小さくなっていることがわかります。

これは「2回の弾力化」が影響していると考えることができます。

具体的には、合格基準の弾力化はあくまでも「例外措置」であり、原則は「各科目60点以上」の基準を維持したいと運営サイドが考えているという解釈です。

このため、2度も弾力化をしたこの科目は、極端に難化させにくい、つまり3度目の弾力化は避けたいという力学が作用していると考えられます。

この解釈により、この科目は相対的には科目合格しやすい科目ということが言えます。

令和2年度は今年度と同等の難易度になることが想定できます。

⑵EBAの経済学・経済政策対策


下記は大手スクールの平均点とEBA平均点を比較したものですが、4.7点上回って68.9点となりました。

下記データは令和元年度のEBAスクールと大手スクールの講義回数を比較したものです。

大手スクールの半分の講義回数で平均点4点以上となっており、EBAの1次試験対策が効果的であることが証明できると思います。その要因は、下表から理解できると思います。

EBAスクール大手スクール
講義回数7科目40回(100時間)7科目77回(192.5時間)
講義形式テーマ別のフルカラースライド形式の講義により視覚的・動的なイメージが理解・定着しやすいテキストを使用した学校講義形式。財務会計、経済学、中小企業経営など、図を使用した領域のストレスが大きく、板書時間のロスがある。
テキストスライドは試験傾向変化に合わせて対策領域をリプレースするため、費用対効果の高い学習が可能講義内容も併せて毎年ほぼ同じ内容
講義内容当年度の試験で出題される領域に絞って対策する
メリット:リソースが集中できるため定着しやすい
デメリット:対策しない論点の対応が困難
試験要綱領域を網羅的に講義するため、当年度の出題論点以外の領域も対策する
メリット:未学習領域が少ないため、平易な問題が出題された場合は得点機会となる
デメリット:どこが重要か曖昧なため、当年度試験で重要な知識の定着が困難
演習問題過去問はもちろん試験委員の著書を徹底的に分析して当年度の出題論点を絞った問題を事前に出題過去問を使用・参考にした問題と出題テーマに関連する未出題知識問題を演習で出題(試験委員著書を参考にしているわけではない)するため、出題領域が重なっても必要なアウトプット知識が異なる場合がある。
過去問対策講義スライドに過去問を挿入
メリット:重要過去問を解説とともに入れているため、領域別・論点別に学習できる。講義の復習=過去問対策となるため学習効率が高い
デメリット:年度別に学習できない
7科目分の過去問題集を使用
メリット:年度別に学習できる
デメリット:領域別・論点別の学習が困難。テキスト内容が過去問に準拠していないため、過去問の解説を読んで学びなおす必要がある。

経済学は余剰分析をはじめ、図の動きを描写したり、面積の変化を読み取る能力が求められます。

そのため、動きと色彩のある講義のほうが理解と定着が早くなります。


EBAの講義ではスライドを使用して図やグラフの変化を動的に表現しているので、とにかく理解するのが楽です。

当然ですが、理解が早ければ定着も早くなります。

さらに、過去問解説もスライドを使用して動的に解説しているので、図やグラフの変化が容易に理解できます。

このような講義スタイルが大手スクールの半分の時間で高得点を獲得できる一因となっています。

令和元年の経済学・経済政策では、マクロ経済・ミクロ経済ともに予想通りの出題サイクル・論点から出題されました。

マクロ経済学は、IS-LM分析をつないだ総需要・総供給分析が2問(第8問設問1と2)出題されるなど、論点の進化が見られました(正答率は69.23%と61.54%)。

今後は平易なIS-LM分析と併せて出題されるようになるでしょう。

その他は乗数理論など基本論点と、サイクルごとに出題される知識問題をしっかり押さえておけば心配いりません。

またミクロ経済学は、3年連続で出題された新論点となる等産出量曲線(第15問設問1と2、正答率は38.46%と92.31%)など、出題領域の緩やかな変化が読み取れます。

このような傾向変化への対応は試験委員対策が必要となります。

EBAの1次試験対策を体験したい方は、こちらで講義サンプルを視聴できます。

経済のサンプル動画はこちらから視聴できます。




*****

EBA中小企業診断士スクール2020年度対策無料ガイダンスのご案内


次回は下記日時で開催いたします!
事前の申込不要、参加無料ですのでお気軽にお越しください!

日時:2019年11月16日(土)13:00~15:00
   ※12:30より会場にお入りいただけます。

場所:フクラシア東京ステーション6階
   場所詳細はこちら

内容:
➀2020年度試験に向けたEBAスクールの対策(1次、2次 各30分程度)
②カリキュラムや学習方法のご案内(1次、2次 各15~20分程度)
③EBA中小企業診断士スクール合格者養成プロジェクトのご案内&プロジェクトメンバーの声(20分程度)

終了後、自由に質問や受講相談をしていただけます。
また、テキスト等のサンプルも置いておりますのでご自由にご覧いただけます。
ぜひ、お越しください!

*****

EBA中小企業診断士スクールのブログの更新通知はこちらから受け取れます。


「EBAの1次試験対策(経済学・経済政策)」への1件の返信

コメントは受け付けていません。