えぐちです。
今日は企業経営理論について書きます。
昨日までの科目はこちら。
⑴過去の企業経営理論の科目合格率とその他6科目の科目合格率の推移
この科目も、他の6科目平均よりも科目合格率が低い科目になります。
平成21年度と平成28年度を除き、6科目平均の科目合格率を下回っています。
また、他の科目と比べると、「当年度の合格率が上昇すると、翌年度は下降する」という傾向がみられません。
平成28年度前後こそ大きく変動していますが、これを例外とみれば毎年の科目合格率は(低位ですが)安定しています。
これはほかの6科目では見られない特徴です。その理由として、「科目の難易度調整が安定している」ことが考えられます。
この科目が前年度の科目合格率の影響をあまり受けないというデータは知っておいて損はないと思います。
⑵EBAの企業経営理論対策
下記は大手スクールの平均点とEBA平均点を比較したものですが、ほぼ同じ得点となっています。
下記データは令和元年度のEBAスクールと大手スクールの講義回数を比較したものです。
大手スクールと同等の得点をほぼ半数の講義時間で確保できていることがわかります。
その理由については、下表で比較していただけると理解できると思います。
今年の企業経営理論では組織論が難化(平均得点率50.06%)しましたが、戦略論は第12問のリーン・スタートアップ以外は対応しやすい問題が増加しました(平均得点率60.58%)。
ただし、選択肢を削る処理をしないと判断できない選択肢も多く、知らない知識で受験生を惑わす問題も多かったです。
デジタル財関係の理論(第30問設問1(82.61%)設問2(95.65%))は今年から試験委員に加入された渋谷覚先生の専門領域が反映されており、今後の試験委員対策が必要になります。
労働関連法規は昨年よりも難化しており(平均得点率58.56%)、深い対策は効率面から妥当とは言えません。
組織論の難化は未出題領域からからの知識問題が原因です。
この辺りも深追いすると逆効果なので、出題サイクルに沿った試験委員対策に限定します。
マーケティング論(平均得点率60.56%)は経営学者の理論問題(知識問題)も多く、対策はしやすい領域になります。
総じてここ数年の企業経営理論は「暗記科目化」の傾向が強くなっています。
昔のように理論を理解して応用させるような学習よりも、試験委員の出題出典を抑え、未出題領域を抑える対策を講じる対策が有効です。
具体的には、試験委員の著書を使用した学習、過去の出題論点の出典となる書籍(伊丹敬之氏やJ.バーニーの著書など)による学習が有効です。
EBAの1次試験対策を体験したい方は、こちらで講義サンプルを視聴できます。
企業経営理論はこちらから視聴できます。
*****
EBA中小企業診断士スクール2020年度対策無料ガイダンスのご案内
明日開催のガイダンスです!
次回は下記日時で開催いたします!
事前の申込不要、参加無料ですのでお気軽にお越しください!
日時:2019年11月16日(土)13:00~15:00
※12:30より会場にお入りいただけます。
場所:フクラシア東京ステーション6階
場所詳細はこちら。
内容:
➀2020年度試験に向けたEBAスクールの対策(1次、2次 各30分程度)
②カリキュラムや学習方法のご案内(1次、2次 各15~20分程度)
③EBA中小企業診断士スクール合格者養成プロジェクトのご案内&プロジェクトメンバーの声(20分程度)
終了後、自由に質問や受講相談をしていただけます。
また、テキスト等のサンプルも置いておりますのでご自由にご覧いただけます。
ぜひ、お越しください!
EBA中小企業診断士スクールのブログの更新通知はこちらから受け取れます。