えぐちです。
今日は中小企業経営・政策について書きます。
⑴過去の中小企業経営・政策の科目合格率とその他6科目の科目合格率の推移
この科目は他の6科目平均と比べると、平均点を大きく超えたり下回ったりと、とにかく「忙しい」科目です。
まるで心電図のように合格率が変動し、安定しません。
令和元年度は5.6%と、合格率をかなり下げており、来年度の易化は間違いないと思われます。
上昇幅も大きいため、来年度は高得点(科目合格率25%、得点は70点程度)が期待できる科目となります。
⑵EBAの中小企業経営・政策対策
下記は大手スクールの平均点とEBA平均点を比較したものですが、1.4点上回っています。
また、下記データは令和元年度のEBAスクールと大手スクールの講義回数を比較したものです。
大手スクールもこの科目の講義回数は少ないのですが、EBAはその半分です。
この科目では、EBAのスライド式講義の強みが活かされています。
この科目はほぼ100%「暗記科目」であり、その出題領域は「中小企業白書」と「中小企業施策」です。
特に、書籍としては前年度の中小企業白書からの出題が多いため、この対策が有効となります。
令和元年度の中小企業経営からの出題領域21問のうち、EBA対策における中小企業白書/小規模企業白書の図表特定数は11問(52%)でした。
受講生の平均得点率は47.5%であり、白書特定の精度の影響を大きく受けています。
今年度の試験ではすべて2018年版の白書からの出題となりましたが、その内訳は下表のとおりです。
図表は全部で433個もあり、そのうち今年度は21個が出題されています。
ものすごく低いヒット率ですね。
この領域は、①出題図表の予想、②出題論点の予想の2つの精度の高さが重要になりますが、EBAは①もそうですが②も重視しています。
せっかく図表を抑えても、論点を外されてしまうとインプットした知識が引き出せずに無駄になります。
「どう出るか」に対するこだわりは非常に重要です。
また、もう一方の領域となる中小企業政策ですが、的中率は全21問のうち13問(62%)となりました(受講生の平均得点率は63.32%)。
多くの問題がサイクル通りに出題されましが、4割弱は新たな論点からの出題となりました。
サイクル論点問題はもちろんですが、新論点の予測精度の向上を図ります。
この科目は暗記科目ということもあり、敬遠したがる受験生が多い科目ですが、EBAはカラースライド講義を採用することで受験生の暗記負荷の低減を重視しています。
来年度、この科目を得点源にしたいという方は単価受講もできますので、ぜひ活用してください。
EBAの1次試験対策を体験したい方は、こちらで講義サンプルを視聴できます。