【合格者インタビュー】第9弾(2次・Hさん)

こんにちは。EBA中小企業診断士スクールです。

現在更新しております合格者インタビュー
今回は講師の江口のもとに届いた合格者からのメールを「合格者インタビュー」としてご紹介します。

Hさん、54歳の男性です。


おかげさまで二次試験、二度目のトライで合格することができました。
日々、脳の衰えを感じる歳なので本当に良かったです。
ホッとしています。ありがとうございました。

改めてあの10月21日を振り返ると、昨年の自分よりも上手くいったと思えることが2つあります。
一つは緊張しながらも落ち着いて試験に臨めたこと。
もう一つは4つの事例とも時間の過不足なく終了5分前に終えることができたことです。

事例1と3の解答構成を組み立てることが苦手な私は、与件の紐付けで迷いが生じ、消しゴム多用で「編集」に結構時間がかかることが課題でした。
6月の江口先生との個人面談で「設問解釈で解答を想定し、与件はそれを確認しに行くだけ。」とのアドバイスを頂き、設問解釈の精度向上に取り組みました。
EBAの演習の解答解説の「設問解釈」部分だけを切り取った別シートをつくって、設問だけを見てレイヤー、要求タイプを基に、解答の方向性をどう想定すればいいのか、江口先生はどこまで想定することを期待しているのか比較を繰り返す中、理論を確実に自分のものにしていないと解答想定が全くできないことに気づき、理論チェックテストと設問解釈別シートを何回も繰り返していきました。

最初の設問解釈の20分で設問の難易度、解答の方向性をきちんと想定できれば、与件と設問を行ったり来たりすることもなくなり、解答構成の組み立てにも余裕が生まれ、結果消しゴム地獄から解放されました。
設問解釈から始まる80分のマネジメントを時計を見るのではなく、体に憶えさせることは本当に大切なことだと痛感しています。

あと、本当にやってみたEBA解答例の「写経」は自分の解答グセを補正するのに重要な作業でした。
演習の自分の解答とEBA解答例の違いを見比べていただけでは気づかない発見が本当にあるのです。
自分でEBA解答例を写経すると違和感がある部分があったのです。
例えばそれまで何となく「収益性の向上を図る」と書いていた箇所で、「収益性の改善を図る」では助言としての意味が大きく違う等に気づけたことは大きな収穫でした。
今回の二次試験、演習問題の既視感や、予想問題が的中したなど本当にありがたいこともありましたが、私は「自由度を下げる」「迷ったら設問解釈にもどる」「ターゲットとリーチ資源と適合資源」など講義で言われていたキーワードをその場で念じながら臨めたことが落ち着いて対応できた要因だと思っています。

今思えば、事例4って心理戦でしたね。


以上です。
メールのご紹介でしたが、次の試験に向けて学習されている方にはとても参考になる内容でしたのでそのままご紹介させていただきました。
実は、先日更新した「100字訓練」をご紹介する記事のあとに江口のもとへHさんからメールがきました。

「設問解釈の精度向上!」
まさにこれです!
なんか私もやってみたくウズウズしてきました。」とのことです。
EBAの100字訓練は設問解釈も鍛えることのできるツールで、
その設問解釈の精度が向上することでどうなるかというと、これもHさんの合格者インタビューにあったように

「設問解釈で解答を想定し、与件はそれを確認しに行くだけ。」
「最初の設問解釈の20分で設問の難易度、解答の方向性をきちんと想定

できれば、与件と設問を行ったり来たりすることもなくなり、解答構成の組み立てにも余裕が生まれ、結果消しゴム地獄から解放されました。」このようなことに繋がります。

ぜひ参考にしてみてくださいね。